カレーライス的なケーキ

先日、ジェノワーズ(仏語)を焼いた。

ジェノワーズ」とは、いわゆる日英語でいう「スポンジケーキ」のこと。だが、自分の中ではこの2つの言葉とモノは全く違うもの。

この「ジェノワーズ」、生地に塗ったシロップ(ポンシュ)やクリーム、挟んだ果物のエキスが染み込んで「しっとり」してくる。ここが最大のポイント。「ベチャ」っとではなく「しっとり」。

そういえば子供の頃、クリスマスケーキやバースデーケーキの余りを翌日に食べるのが大好きだった。クリームの味が濃くなっていて美味しかった思い出。そのケーキはたぶん「ベチャ」の方だったと思うけど。ただ単にいっぱい食べれることが嬉しかっただけで、味はさほど重要じゃなかったかも…

カレーライスのように、作った翌日以降に美味しくなる「しっとり&しっかり」ケーキは、毎朝晩トカゲ君がせっせとニコニコしながら平らげてくれている…